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ファイナルファンタジーIII (ニンテンドーDS) : ミニ英和和英辞書
ファイナルファンタジーIII (ニンテンドーDS)[でぃーえす]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
テン : [てん]
 【名詞】 1. 10 2. ten 3. (P), (n) 10/ten

ファイナルファンタジーIII (ニンテンドーDS) ( リダイレクト:ファイナルファンタジーIII (リメイク版) ) : ウィキペディア日本語版
ファイナルファンタジーIII (リメイク版)[ふぁいなるふぁんたじーすりー]

本項では、『ファイナルファンタジーIII』(ファイナルファンタジースリー、FINAL FANTASY III、略称:FFIIIFF3)のリメイクについて記述する。
原作の『FFIII』は1990年に発売されたファミリーコンピュータゲームソフトである。本項で扱うリメイク版とは、2006年スクウェア・エニックスにより発売されたニンテンドーDSゲームソフトの『FFIII』、およびDS版をベースとした移植である2011年発売のiOS版、2012年発売のAndroid版、PlayStation Portable版、2013年発売のOuya版、Windows Phone版を指す。
なお本項では、ファミコン版『FFIII』との差異を中心に記述する。このため、ファミコン版『FFIII』の記事も併せて参照することを推奨する。
== 制作経緯 ==
; 幻のワンダースワンカラー版
: 2000年頃、『FFIII』は『FFI』『FFII』と同時期にワンダースワンカラーへのリメイクが予定されていた。その後ワンダースワンカラーで『FFIV』が移植され、これに続いて「スクウェア マスターピース」シリーズの1つとしてリメイクされることになっていた。ファミ通で何度か記事として取り上げられ〔例えば、WEEKLYファミ通614号23頁(エンターブレイン、2000年)。また、同誌619号(エンターブレイン、2000年)の裏表紙には、「ワンダースワンプロジェクト始動。」というフレーズと共に、ワンダースワン版の『ファイナルファンタジーII』、『ファイナルファンタジーIII』および『ロマンシングサ・ガ』のゲーム画面が紹介されている。〕、公式ウェブサイト〔公式ウェブサイトには、ワンダースワン版のクリスタルルーム(風のクリスタル)およびゴブリン(8匹)との戦闘の画像が掲載されていた。〕が作られるなどの様々な宣伝が行われていた。また、ファミ通や公式ウェブサイトにはワンダースワンカラー版『FFIII』のゲーム画面も掲載されていた。このゲーム画面は後年発売されたDS版とは異なり、『FFI』、『FFII』同様に色数を増したドット絵によるものであった。しかし、ワンダースワンの売上が思わしくないことなどからリメイクは無期限延期(事実上は中止)となる。
; 幻のゲームボーイアドバンス版
: その後、ゲームボーイアドバンスへの移植が発表されたが、長い間動きはなかった。任天堂がファミコン版をそのままの形でゲームボーイアドバンスに移植して発売するために、それをデモとしてスクウェア・エニックスに持ち込んだ事があったが、スクウェア・エニックスはその申し出を断った〔石井宏之/羽生真樹編『ファイナルファンタジーIII 公式コンプリートガイド』(2006年、株式会社スクウェア・エニックス)412頁。〕。さらに、ワンダースワン版の開発が頓挫した後にPlayStation 2でリメイクする考えがあったことも明かされている〔WEEKLYファミ通925号(エンターブレイン、2006年)144頁、145頁〕〔。
: このように、『FFIII』の移植やリメイクはたびたび企画されてきたが、いずれも頓挫していた。
; ニンテンドーDS版
: そして、2004年になってニンテンドーDSでのリメイクが発表された。株式会社マトリックスが開発を担当し、オリジナル作品発売16年後の2006年8月24日(北米では2006年11月14日、イタリアおよびドイツでは2007年5月2日、フランスでは2007年5月3日、イギリスおよびスペインでは2007年5月4日)に発売され、本作品初のリメイクとなった。キャッチコピーは「ココロの中の少年が目を覚ます」(TVCMより)。TVCMにはお笑い芸人のアンジャッシュが起用された。FC版『FFIII』と同じように、リメイク版もファイナルファンタジーシリーズのリメイク作品としては初めてのミリオンセラー作品となった。
; スマートフォン版
: 2011年にはiOS(3月24日にiPhone / iPod touch版、4月21日にiPad版)向けに、2012年にはAndroid対応スマートフォン、2013年にはWindows Phone向けのリメイク版がダウンロード販売開始された。ニンテンドーDS版に比べ高解像度になっている(iPad対応版は1024×768ピクセル)ほか、背景等の3Dグラフィックをリニューアルし、イベントもリメイクされている。また、モグネット(通信機能)を使用しなくても隠し要素が入手できるようになっている。欧米主要言語に加え、中国語にも対応。後にAndroidタブレットである電子書籍端末Amazon Kindleにも対応した。
; PlayStation Portable版
: 2012年9月20日にはPlayStation Portable版が発売された。画面縦横比率の調整のほか、iPhone/iPod touch版の要素の一部に加え、BGMをファミコン版のものに変更するオリジナルモード〔音源は基本的にファミコン版のサントラCDのものを使用している。ただし、一部サントラ未収録の音源に関してはファミコン実機から再収録が行なわれた。〕、オートバトルモード、ギャラリーモードなどの追加要素がある。UMD版とダウンロード版が発売。
: 公式ウェブサイトではキャッチコピーの公募コンテスト、イラストレーターの吉田明彦の描くイラストのテーマ募集、『FFIII』のメインテーマ「悠久の風」演奏動画の募集〔ニコニコ動画とのコラボレーション企画。FFIIIチャンネルを参照。〕が行われた。
: なお、公募により決定されたキャッチコピーは、作家のじゃいがもによる「『そこに隠し通路あるぞ』新聞を読みながら教えてくれた親父は、昔 光の戦士だった」。コンテスト開始直後から幅広い世代からの支持を集めた。
: 本作のリリースによって、PlayStationフォーマットに『FFI』〜『FFXIII』までの歴代作品が揃うことになった。FFシリーズ25周年記念として2012年12月18日に発売された『ファイナルファンタジー 25th アニバーサリー アルティメットボックス』には、本作を含めPlayStationフォーマットのシリーズ作品が収録されている〔ただし、同じPlayStationフォーマットとはいっても完全な互換性があるわけではないので、収録されているすべてのソフトをプレイするためには複数のハード(PlayStation 2・3およびPlayStation Portable)が必要になる。また、収録されているのはあくまで「PlayStationフォーマットの歴代シリーズ」であるため、『FFI』〜『FFVI』に関してはリメイクないし移植版であり、オリジナル版と完全に同一のものではない。〕。
; Ouya版
: Androidをベースとしたゲーム機Ouyaローンチタイトルとして2013年4月に配信開始。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ファイナルファンタジーIII (リメイク版)」の詳細全文を読む




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